プロスポーツ選手は実業団選手とは異なり、税務上、「個人事業主」となりますので、正しく計上した収支金額で確定申告を行う必要があります。
しかし、プロスポーツ選手の収入の種類には、契約金、年俸、賞金、CM・イベントの出演料などさまざまなものがあり、また、何の支出が経費に該当するのかなど、自分で正しく計上することは容易なことではありません。
また、不慣れな確定申告の手続きを自分で行うと、申告漏れや過剰申告など、損をしてしまう可能性があります。そして、何よりもスポーツ選手にとって大切な競技時間が削られるなどの影響も考えられます。
このような場合、税理士への相談をぜひ検討してみてください。
プロスポーツ選手が、確定申告などを税理士に依頼すると、次のようなメリットがあります。
・競技活動に集中できる
・正確な確定申告書の作成を任せることができる
・節税対策などのアドバイスを受けることができる
①競技活動に集中できる
プロスポーツ選手が確定申告をする場合、自分の年間収入を正しく計上する必要がありますし、確定申告のやり方を調べるなど、何かと手間がかかります。
不慣れな手続きを自分ですると、競技活動にあてられる大切な時間を失うことになりますし、申告内容に漏れがあるなど、内容が不適切な場合もあります。
この点、税理士に依頼をすれば、確定申告の手続きをすべて任せることができるという大きなメリットがあります。
また、確定申告の手間が省けますので、競技生活に集中することが可能です。
プロスポーツ選手にとって、大切な競技時間をわざわざ削る必要はありません。
②正確な確定申告書の作成を任せることができる
確定申告書の作成方法は、ネットや書籍などで調べることができますし、自分で確定申告書を作成することも不可能ではありません。
ただし、税制は頻繁に改正されますし、改正内容を常に正しく把握しておくことは困難であり、毎年正しい内容で確定申告書を作成することは、非常に難しい作業です。
この点、税務の専門家である税理士ならば、法改正などにきちんと対応した内容で確定申告書を作成することができます。
申告漏れや過剰申告を防ぐことができ、損をせずに済むでしょう。
③節税対策などのアドバイスを受けることができる
プロスポーツ選手も、さまざまな制度を活用することにより、節税対策をすることができます。
節税対策をすれば、納税額を抑えることができますので、将来のための資産形成の一助となるでしょう。
しかし、自分で申告などを行っている場合、節税の方法を知らずに損をしている可能性もありますし、節税方法として不適切であるとしてペナルティを課せられる危険性もあります。
この点、税理士に依頼をすれば、確定申告の手続きのみではなく、長期的な視点に立って、節税対策などのサポートを受けることができます。
そして、日頃から、収入や経費計上の管理も任せることができ、安心して競技活動に集中することができるのです。
確定申告のアドバイスはもちろんですが、日頃の収入管理や節税対策などのサポートも受けられますので、税理士に相談することをおすすめします。
なお、税理士法人プロテクトスタンスでは、税理士や公認会計士以外にも、グループ法人に弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、弁理士などを擁する総合リーガルグループですので、さまざまな面からプロスポーツ選手の競技生活をサポートいたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
