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Q.4「税理士事務所」「税理士法人」「会計事務所」の違いは何ですか?

「税理士事務所」は税理士が個人事業主として経営する事務所、「税理士法人」は2名以上の税理士が設立する法人組織です。
「会計事務所」は明確な法的区分ではなく通称であり、一般的に、税理士事務所または公認会計士事務所を指します。

弊所のサービス
2022.06.01   2026.10.14
A.4

税理士事務所・税理士法人・会計事務所は何が違う?

それぞれの事務所の名称は似ていますが、組織形態(個人か法人か)や名称の位置づけ(通称か正式名称か)により、違いがあります。

依頼先を検討する際には、それぞれの特徴やメリットを把握したうえで、自社の事業規模や相談内容に合わせて選ぶとよいでしょう。

3つの組織形態の特徴と違い
1.税理士事務所

税理士が個人事業主として開業している事務所です(個人経営)。税理士本人が直接対応してくれるケースが多く、意思決定がスピーディで税理士本人との距離が近く、きめ細やかな対応が期待できる場合があります。小規模な事業者や個人事業主の身近な相談相手として親しまれています。

ただし、税理士が1人または少数のため、専門外の複雑な税務や大規模な案件に対応しきれない場合があり得ます。また、病気や高齢化など税理士本人に万が一の事態があった場合、業務が滞ってしまうリスクもあり得ます。

2.税理士法人

2名以上の税理士が共同で設立した特別な法人です(法人組織)。複数の税理士が共同して税理士業務を提供する法人組織です。複数の税理士やスタッフが在籍しているため、担当税理士が不在だったり、万が一交代した場合にも、業務を継続しやすい体制を構築できる点が強みです。

また、複数人によるチェック体制、最新の税制改正へのスピーディな対応など、個人の知見にとどまらない組織ならではの総合力を活かせる点も大きな特徴です。将来的な事業拡大の際にも一貫したサポートを受けやすく、長期的なバックアップ体制が保たれやすい強みがあります。

3.会計事務所
法律上の定めがある名称ではなく、世間で広く使われている通称です。基本的には税理士事務所と同じ意味で使われますが、公認会計士が運営する事務所を指す場合もあります。
一般的に、公認会計士の事務所を会計事務所、税理士の事務所を税理士事務所と呼ぶことが多いです。

💡税理士からのワンポイントアドバイス
税理士選びで大切なのは、事務所の名称よりも専門性と対応力です。税理士事務所と税理士法人には組織形態の違いがありますが、どちらが優れているというものではありません。
税理士を選ぶ際は、法人か個人かという形式だけでなく、相談したい分野の実績や専門性、担当者との相性、相談のしやすさなどを確認することが重要です。
特に、事業規模の拡大や相続・事業承継、国際税務など、複雑な税務への対応が必要な場合は、複数の専門家による連携体制や、長期的なサポートの継続性も判断材料になります。
また、「会計事務所」という名称だけでは、税理士資格の有無を判断できません。依頼する前に、税理士や税理士法人として正式に登録されているかを確認しましょう。
大切なのは、自分の課題を理解し、長期的に信頼して相談できる税理士を見つけることです。
税理士
日置 勇樹

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弊事務所では、法人・個人事業主の税務顧問や決算・確定申告をはじめ、相続・事業承継、国際税務など、幅広い税務サービスをご提供しています。

また、グループ内の弁護士をはじめとする各分野の専門家とも連携し、税務だけにとどまらない総合的なサポートが可能です。税務相談や税理士への依頼をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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