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Q.12ふるさと納税について教えてください。

一般的なお問い合わせ 2022.06.01
A.12

ふるさと納税とは、寄付金控除を活用した納税制度のことで、厳密に言うと、寄付の一種となります。
本来は、居住地域の自治体に納めるべき税金を、自分の好きな地方自治体(都道府県や市区町村)に寄付することで、住民税や所得税が控除される仕組みです。
税額控除が適用されるだけでなく、寄付先の自治体から返礼品を受け取ることができるため、お得な制度として利用者が増えています。

寄付できる金額は寄付者の所得金額や家族構成により異なるため、まずは自分の場合の寄付上限額の確認が必要です。
総務省のホームページのシミュレーションソフトで寄付上限額の目安を計算できるほか、お住まいの自治体に問合せても寄付の上限金額は確認できます。

総務省ふるさと納税ポータルサイト

原則として、寄付金から自己負担額の2,000円を除いた全額が税額控除の対象となります。たとえば、6万円のふるさと納税を行うと5万8,000円の税額控除を受けることができます。
また、各自治体からもらえる返礼品は寄付金額の3割以内に相当するため、6万円のふるさと納税では5万8,000円の税額控除を受けられるうえに、1万8,000円相当の返礼品を受け取ることができます。

さらに、寄付者は寄付する自治体を選べるだけでなく、寄付金の使用用途も選ぶことができます。教育、子育て、産業振興や災害支援など、寄付者が支援したいと思う領域を選べるように様々な寄付用途が用意されています。

ふるさと納税の利用者は増加傾向にあり、令和2年度のふるさと納税による控除適用者は全国で約406万人にも及んでいます。

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